すているーむ (blog版)

SplatoonやSlay the Spireについて書きます

第10回n窓ドラフト杯感想

昨日のn窓ドラフト杯の興奮冷めやらぬまま勢いでブログ開設してしまった

 

 

ドラフトについて

n窓史上最大規模の48名ドラフト

ほぼXP順に指名されていったように思うが、キャンプや風呂のような武器使いは一巡目では敬遠される傾向にある

逆にそういうプレイヤーが二巡目で取れたチームは全体のXPが高くなるので噛み合いさえすれば一気に優勝候補になる

実際に今大会優勝したチームはキャンプ軸だった

ドラフト終了時点で「ここが強いんじゃないか」という個人的予想はあったが、結果的にその通りにはならなかったし、意外なチームが躍進したりもした

三巡目最後に私とカーボン使いのSCARFさんが残ってしまって、バレデコとカーボンを既に出来上がってるチームにどう組み込むかは難しいので仕方ないと思いつつも、心の中で「お互い頑張ろうな、見返そうな」と唱えていた

この二人の入ったチームがBリーグの2位3位になったので、やっぱりドラフトは意外性があって面白い

 

グループリーグについて

天和イカ(むかい よしと kage StayLL)

ここからは私のチーム天和イカの振り返りをしたい

武器編成は
むかいさん:バケツ
よしとさん:デュアル
StayLL:バレデコ
kageさん:スシ

全員メイン武器を持った結果驚くほど噛み合ったチームになった

その理由を考えてみると
・バケツデュアルの前線組の射程が長く、シューター相手の対面有利
・カバーしあってダメージ合計100を出してキルすることが得意なメイン性能
・デュアルのヘイト稼ぎ生存に加えてバレデコがテイオウで前線に出ることでヘイト役に変われる
・スシの生存とテイオウの耐えで安定した復帰先の確保
・サブがスプボム2キューバン1なのでよくあるボム不足で弱いということがなく、さらにポイセンによる索敵も完備
スペシャルがエリア確保のトルネ、混戦時に索敵ダメ補助のソナー、相手SP特攻のテイオウ、遠距離キル性能高いウルショ
・ポイセンウルショで相手打開潰し

などが思いつく

前線二人の対面性能が高い上に、kageさんのウルショを回す立ち回りとStayLLのテイオウによる前目の立回りが噛み合った印象がある

スキル構成も隙がない

むかいさんはバケツで前線だとしても、スシとバレデコのポジションだったり、ヘイト役が時と場合で変わったり、全員がそれなりに塗れるので誰が落ちても盤面を大きく取られることはなかったり、という強みがあったと思う

唯一の懸念点は現在流行りのドリンクが入ってない点だが、バレデコとスシが飛び先を作ることで解決したように思う

その飛び先もテイオウの場合は敵陣奥に味方を飛ばせたりした場面もあり、相手の脳内処理に負担をかけることができた

全落ちすることも少なかった

またチームの雰囲気もとてもよく、全員がしゃべってくれるので報告量も多かった

スキル構成のよさから打開の論理性が高かったので、即席チームとはいえ声かけ一つで打開の道筋が共有できていたのはプレイしていてとても楽しかった

私はこういうチームが好きだ

 

ここからは各試合を簡単に振り返ろうと思う

自分の反省点の備忘録も兼ねている

 

1戦目(相手:めあぁ。  陽葉もる もちα トラ)

相手に鉛筆がいるのはほぼ確定していたので果たして自分たちの編成で対抗できるのか1試合目から試される形となった

勝ち試合は鉛筆に強ポジを取らせなかったことが大きかったと思う

・マヒマヒ:ジムわかばラピ鉛筆
ジムとラピに注意してわかばを早めに潰せばエリア干渉できなくなると考え、バリアをテイオウで潰すことだけ考えていた

・ユノハナ:ジムがカーボンに変更
勝てた試合だったと思うが自分のカーボン警戒が疎かで負けさせてしまったと反省している
中央高台にカーボンが張り付いているのが明確なのにポイセン索敵を怠って不用意に近づいて崩れたのが負け筋
網上でインク回復できないからポイセン投げ渋ったのはわかるが、一旦カーボン放置して自高に戻って回復してからポイセン投げても十分な仕事ができたはず

・タカアシ:カーボンのまま
適当に前目で相手の足場取るように圧かけたら、ウルショでぼこぼこキルが入ってた

 

2戦目(相手:れべっか さらばK    ぱゆ    かの)

おそらくジムシャカクアなので、クアをメインで確実に処理して、相手のカニをテイオウで潰そうと考えた

・マンタマリア:ジムシャカクアzap
ほぼプラン通りに進めれたのだが、右に抜けたクアッドをよしとさんと私で処理しようとして失敗した場面が敗因だと思う
先によしとさんに対面してもらって私が距離をとってカバーすればいいものを、よしとさんより先に体で行ってしまったのが本当に良くなかった
これに関してはずっと自分の弱さだと認識してたのだがここで出てしまった

・ヤガラ:シャカがスクスロに変更
ジムとクアッドが別々に突っ込んでくる印象だったので、落ち着いて一枚ずつ落とすことを意識した
打開時に屋根下にポイセン投げたら誰かがキルとってくれてるのが大きすぎる

・マサバ:シャカに戻った
一番拮抗した試合だったが、全体で見たらむかいさん大暴れ
とはいえkageさんと私で適切にライン下げながら崩れきらないようにしていたのが印象的だった

 

3戦目(相手:tari    らも    アルフィ    SCARF)

相手は全員短射程だが、アルフィさんのわかばがとても偉いので維持能力も高く、見かけほど事故ってないと予想していた

・クサヤ:マニュカロデコドラデコわかば
途中まで優勢に試合を運べていたのだが不運な回線落ちがあって敗戦
ドラデコのミサイルがうざいのと、やはりわかばの維持が偉いので、エリア取れる!と思ったタイミングで取れなかったり少しプランを崩される場面もあった

ナンプラー:編成変わらず
初動ほぼwipeoutとれたことで私が少し調子に乗ったかもしれない
敵陣にテイオウで突っ込んだ後はきちんと戻ってきてそのまま維持継続ノックアウトまで道筋を作るべきだった
打開に時間がかかり、ようやく相手3人落とした場面も、わかば残りかつ2エリアステだったのでペナつけられずノックアウト負け
テイオウもわかば以外のゴリゴリくる前線に吐かされて有効的に使えなかった

・ヒラメ:わかばがもみじに、マニュがマニュコラに変更
なんでこういう相手でヒラメ引いちゃうかなあ
ここだけよしとさんがヒッセンヒューに持ち替えた
私のデスが多かったことと相手のビーコンが激刺さったことを除けば、相当うまく戦えて、最終局面までカウントリードとれていた
最終打開でwipeoutを取りペナをつければほぼ勝ちだった場面で、残酷にも溝に配置された2つのビーコンに相手が飛んで崩された
「相手復帰前に高台確保して!」と私が声かけしたのだが、もしかしたら一直線にビーコンに向かって処理してからエリアでも良かったのかもしれないと反省している

 

4戦目(相手:とまちん    とらふぐ    もか🐳    norei)

相手はお馴染みのメンバー

お馴染みだからこそ連携面でも強いだろうと警戒していた

・バイガイ:バケノヴァネオわかば鉛筆
とらふぐさんがわかばを出してきたのは意外だったが、テイオウやトルネで完全に抑えれたので正直ラッキーだった
わかばや鉛筆などテイオウで狙えばいい対象がはっきりするとやりやすい

マテガイ:シャカに変更
そのほうが嫌ですよ、そりゃ
個人的には自分が一番貢献できた試合だと思っている
バレデコの仕事はどれだけ敵陣で時間稼ぎながら塗り広げ相手を閉じこめるかである
マテガイについては右高と左奥広場に陣取るのがパターンで、
右高では詰めてきたシャカとノヴァを半チャで返り討ちにしたし、
左広場では長時間生存して飛び先になりながら、相手全員を右に誘導しカウントを稼いだ
KDには出ないがこういう何の仕事をできたかが非常に大事だと思っている

・ザトウ:編成変わらず
これも拮抗した試合だが、難しかったのは最後の場面
相手の最終打開がトルネ起点でくるのが分かっていたのに塗り合う判断をして負けてしまった
違う判断をするべきだったとしたら一つ前の段階でもう一つラインを高く設定し、ちょっかいをかけてくるノヴァを仕留めながら、前線のサポート、あわよくばバケツに満足にトルネを撃たせないような動きをするべきだったかなと思う

 

5戦目(相手:たぐち のはち    ひより🦈🥞    あん    やまねこ。)

相手はここまで全勝だったが、取得本数の関係でこの試合3-0で勝てばBリーグ1位突破できる試合だった

始まるまでひよりさんが何を持つか分からなかったのだが、スクネオロングの2枚で火力は十分だったしzapバレルの塗り維持が固く本当に強かった

特に自分はロングにやられすぎた

・ユノハナ:スクネオロングzapバレル
やまねこさんと対面するところまで行かせてもらえなかった
飛んでくるウルショ、ちょこちょこ動くzap、届きすぎるロングに処理が追われ、初めてこちらのやりたいことができなかった試合だったと思う

・マンタマリア:編成変わらず
とはいえ勝てない相手という感じでは全くなく悲壮感はなかった
この試合は結構強引にテイオウで敵高に入って、強引なバレル対面に持ち込んだりを意識した
最後の場面でテイオウを吐かずにエリア塗りに徹した判断は10試合前のマンタでの敗戦後の反省がすぐに活きた場面で嬉しかったし、チームメイトに冷静と言われPCの向こう側でニヤけていた

チョウザメ:編成変わらず
ギリギリの攻防だった
相手前線とバレルを落としてこちらがエリアに侵攻したが、ひよりさん一枚で時間稼がれた場面、
相手の飛びが頭をよぎるとはいえ大きく人数有利なのだから私はもっと強気にエリアに侵入し確保に向かうべきだったように思う
安全圏からインクを垂れ流しただけでは足りなかった

 

 

というわけで合計3勝2敗、取得本数7本でBリーグ3位だった

あれ?本数でいったら負け越してるの?と今になって気づいたが、なんだか全然そんな気がしない強いチームだった

 

順位決定戦(相手:はちょ    みるく    はるさめりぜ    まんちゅー)

このチームともこの3先でお別れだと思うと少し寂しかった

相手の編成はローラー確定、シューター2枚、あとは風呂が出てくるか後衛に持ち替えてくるか、といった予想

ローラーは塗り&ポイセンでケアしつつ、バリアを吐いたらテイオウ使えばいいのでプランは明確だった

・マヒマヒ:ローラースシ52風呂
プラン通りの試合展開で、そこまで危ない印象はなくノックアウト勝ち
大会も終盤、チームの動きが完成されている

・クサヤ:風呂が鉛筆に変更
ステージ運がこちらに味方している
kageさんのウルショが鉛筆にヒットしまくりでエグいことになっていた
それでもドリンクだったら軽症だろうという持ち替え判断だったんだろうと思う
kageさんだけを後ろに残して他3人で前にゴリゴリ詰めながらライン維持

・コンブ:風呂に戻った
これはステージ的に不利なのが試合前からわかっていて、終始押される展開で苦しかった
バレデコは右奥や左奥に入って挟む形をとるのが強いのだが、そうなるとローラーにポイセンを入れられずに味方が苦しい
ステージでここまで変わるのがスプラの面白いところ

・ヤガラ:編成変わらず
こっち目線はステージ有利だと思っていた
ローラーが詰めてくるカーリング跡さえ塗り替えしてデュアルとバケが左右に展開して時間稼いでくれれば、エリアカウントを相手に大きく取られることにはならないから
こちらが抑えの時はポイセンウルショのコンボで相手に強烈に圧をかけ、高台したのバケに手こずらせればカウントが稼げる
もうチームとしてやることは明確で安心感すらあった

 

まとめ

というわけで、結果は12チーム中5位

今までのドラフト杯チームもいいチームばかりで思い入れはあるが、こんなブログを立ち上げてまで書こうと思ったのだから、本当に好きなチームだった

スキル構成をベースにした論理的な動きのできるチームを私が好きだというのも大きいと思う

 

勢いでこんな長文を書いてしまったが、まだ書き足りないことや思い出したことがあったら別の記事で書こうと思う

せっかくブログにしたのだからこの一記事で終わらないようにしたいね